電子タバコの充電方法と注意点|充電できない原因や対策法も解説|コラム


電子タバコが「急に充電できなくなった」「スマホの充電器で代用しても大丈夫?」という経験はありませんか?
日常的に電子タバコを使用する人にとって、外出先での充電トラブルは悩みのひとつです。本記事では電子タバコの正しい充電方法や注意点、出張や外出時の充電切れを防ぐ方法を解説します。
本記事を読むと、充電切れのストレスから解放され、安心を手に入れられるでしょう。
電子タバコの正しい充電方法4ステップ
ここでは、電子タバコの正しい充電方法を4ステップで解説します。
- 充電前のチェックをする
- 充電器とケーブルを正しく接続する
- LEDランプの点灯を確認する
- 充電完了後、電子タバコとケーブルを外す
正しい充電方法がわかると、電子タバコのバッテリーをチャージする手順はもちろん、充電を長持ちさせるコツも身につきます。
1.充電前のチェックをする
電子タバコを安全かつ効率的に充電するには、ケーブルを接続する前に、以下4つを確認しましょう。
- 充電器にPSEマークがついているか
- 推奨された出力(電圧・電流)に合った充電器なのか
- ケーブルが破損していないか
- 極端な高温・低温環境ではないか
4つをチェックしてから充電をはじめると、ケーブルを接続しても充電できない、充電のスピードが遅いなどのトラブルを防げます。
2.充電器とケーブルを正しく接続する
安定した充電には、充電器とケーブルを正しく接続するのが重要です。充電器とケーブルがうまく接続できていないと、電子タバコに給電できないため、まずは接続を確認する必要があります。
充電器とケーブルが正しく接続されていれば、充電が思うようにできないトラブルを避け、効率的に電子タバコを充電できます。
3.LEDランプの点灯を確認する
充電時は、電子タバコのLEDランプの点灯状態を確認し、正常に動作しているかを判断しましょう。ランプは充電中や満充電、エラーなどの状態を示す重要なサインであり、異常をいち早く察知する手がかりになります。
点灯しない場合は、ケーブルの交換や端子部分の清掃で改善する可能性があります。また、状況によってはデバイス本体のリセットをおこなうのも有効です。
LEDランプを確認する習慣をつければ、トラブルを早めに発見でき、安心して電子タバコを充電できます。
4.充電完了後、電子タバコとケーブルを外す
充電完了後は、電子タバコとケーブルを外しましょう。就寝中に充電を続ける過充電や接続したまま使用する充電は、バッテリーに大きな負荷をかけ、寿命を縮めたり発熱を招いたりする原因となります。
ケーブルを外すのが習慣化すると、バッテリーを長持ちさせ、安心して電子タバコを使い続けられるでしょう。
電子タバコの充電器・ケーブルの選び方
ここでは、電子タバコの充電器・ケーブルの選び方を解説します。
- 端子の種類に適したタイプを選ぶ
- 出力の目安を守れる充電器を選ぶ
- 安全性の高い認証済みの充電器・ケーブルを選ぶ
3つを意識すると、適切な充電器やケーブルが選べて、電子タバコを安心して使い続けられます。
端子の種類に適したタイプを選ぶ
電子タバコの充電ケーブルを選ぶときは、デバイスの端子のタイプを確認しましょう。タイプが合わなければケーブルを接続できず、充電ができません。
近年の電子タバコは、USB Type-Cが多く採用されています。一方で、少し前のモデルは、Micro-USBが使われている場合も少なくありません。
新しいケーブルを購入する際は、デバイスの端子タイプを確認してから選ぶのが大切です。
出力の目安を守れる充電器を選ぶ
電子タバコの充電器を選ぶときは、出力(電圧・電流)の目安にあった充電器を選びましょう。各製品で定められた推奨値を守ると、安全かつ効率的に充電できます。
「スマホ用の急速充電器でも大丈夫?」と疑問に思う方もいますが、必ず電子タバコ本体の仕様を確認しましょう。
非対応の充電器を使うと、過電圧や過電流で故障につながるおそれがあるため、注意が必要です。
安全性の高い認証済みの充電器・ケーブルを選ぶ
電子タバコの充電器・ケーブルを選ぶ際は、PSEマークがついている製品を選びましょう。
PSEマークとは、日本の電気用品安全法を満たした製品につけられる認証マークです。
PSEマークがない充電器・ケーブルは、保護回路が不十分な場合が多く、過充電やショートによる発熱・発火のリスクが高まります。とくに、ECサイトで販売されている極端に安価な充電器・ケーブルには注意が必要です。
電子タバコが充電できない原因と対処法
「吸おうと思ったら充電できていなかった」という状況は、電子タバコユーザーにとって避けたいトラブルのひとつです。
ここでは、電子タバコが充電できないときに考えられる主な原因と対処法を3つ紹介します。
- ケーブルや端子が接触不良を起こしている
- 充電器が劣化している
- 電子タバコ本体が故障している
電子タバコが充電できない原因と対処法がわかると、トラブルが起きたときも慌てず冷静に対応ができます。
ケーブルや端子が接触不良を起こしている
電子タバコが充電できないときは、ケーブルや本体の接続端子の不具合を疑いましょう。とくにケーブルは、日常の使用で劣化や断線が起こりやすい部分です。
充電ができない場合は、別のケーブルで試しましょう。正常に充電ができれば、元のケーブルは断線している可能性が高いといえます。
ケーブルに問題がない場合は、本体の端子部分を確認しましょう。ポケットやカバンのホコリが詰まり、接触不良を起こすケースもあるため、乾いた綿棒で清掃するとよいです。
ケーブル交換や端子清掃で改善する場合も多いため、故障を疑う前にチェックするのがオススメです。
充電器が劣化している
ケーブルや端子に問題がないのに電子タバコを充電ができない場合は、充電器の劣化を疑いましょう。充電器は繰り返し使うと、内部の電池が劣化し、十分な電力を供給できなくなる場合があります。
確認するには、別の充電器を使いましょう。正常に充電できれば、元の充電器が寿命を迎えていると考えられます。
電子タバコ本体が故障している
ケーブルや充電器を替えても電子タバコを充電できない場合は、本体に不具合がある可能性が高いです。
ただし、修理に出す前に充電環境を確認しましょう。充電器に内蔵されているリチウムイオン電池は、極端な高温・低温状態になると安全機能で充電を停止します。一度常温に戻してから、風通しのよい、涼しい場所で充電しましょう。
次に試すのはリセットです。一時的なソフトの不具合で充電が止まっているケースもあり、各メーカーが定めるリセット操作をおこなうと改善する場合があります。
充電環境やリセット操作でも改善しない場合は、本体の故障が考えられます。自分で分解はせず、メーカーのサポート窓口に相談しましょう。
電子タバコを充電する際の注意点5つ

ここでは、電子タバコを充電する際におさえておきたい注意点を5つ紹介します。
- 純正の充電器やケーブルを使う
- 過充電を避ける
- 充電しながら電子タバコを使用しない
- 高温・多湿環境を避ける
- 端子の汚れを定期的チェックする
注意点を知ると、故障や事故のリスクを減らし、電子タバコを安全かつ長く使い続けられるでしょう。
純正の充電器やケーブルを使う
電子タバコを充電するうえで、純正の充電器やケーブルを使うのは重要です。純正品はデバイスに合わせて設計されているため、適切な電圧と電流で充電ができ、バッテリーへの負担も最小限におさえられます。
一方、安価な非純正品は過剰な電圧で基盤を傷めたり、出力不足で充電が遅くなったりするリスクが高いです。とくにPSEマークがない製品は安全基準を満たしておらず、発熱や火災などの重大な事故につながる可能性があります。
必ず推奨スペックを確認し、PSEマークのある製品を選びましょう。
過充電を避ける
過充電は、多くの人がやりがちな習慣です。
最新機種の多くは過充電防止機能があるものの、過充電状態が続くとバッテリーに負荷がかかり、寿命を縮める原因となります。
バッテリー残量は20%で充電をはじめ、80%で止めるのがオススメです。たとえば「帰宅後に充電をして寝る前に外す」「朝の支度中だけ充電する」といったルールを決めると、実践しやすいでしょう。
充電しながら電子タバコを使用しない
充電ケーブルを接続したまま使用する「ながら充電」は、バッテリーの寿命を縮める大きな原因となります。
充電と放電を同時におこなうと内部に強い負荷がかかり、発熱を招きやすいためです。
リチウムイオン電池は熱に弱く、高温状態が続くと性能が急激に劣化します。結果的に、電池の持ちが悪いと感じるでしょう。
デバイスを長く快適に使うためにも、充電中は使用を控えましょう。
高温・多湿環境を避ける
電子タバコや充電器に内蔵されているリチウムイオン電池は、熱と湿気に弱い特性があります。真夏の車内や直射日光の当たる窓際など、高温環境で充電・放置すると、劣化が早まるだけでなく膨張や発火につながる危険もあります。
また、浴室やキッチンなど湿気の多い場所での充電は、端子のショートを招くため避けましょう。
充電は、風通しのよい乾燥した場所でおこなうのが安全です。スマートフォンと同じように、電子タバコと充電器も熱と湿気を避けましょう。
端子の汚れを定期的チェックする
電子タバコや充電器は、端子の清潔を保つのも大切です。
電子タバコや充電器はポケットやカバンに入れて持ち歩くため、端子にはホコリや繊維が付着しやすくなります。汚れが溜まると接触が不安定になり、充電効率が落ちる場合も少なくありません。
定期的に端子部分を確認し、乾いた綿棒で優しく清掃しましょう。
外出先で電子タバコの充電切れを防ぐ方法
ここでは、外出先で電子タバコの充電切れを防ぐ方法を4つ解説します。
- 店舗や施設のコンセントを利用する
- 車で充電する
- モバイルバッテリーを持ち歩く
- モバイルバッテリーのレンタルサービスを活用する
急な充電切れに対応できる選択肢を知っておくと、いつでも安心して電子タバコが楽しめるでしょう。
店舗や施設のコンセントを利用する
カフェや交通機関などに設置されたコンセントを利用することで、家庭用と同じ安定した電力を供給できるため、安全かつ効率的に充電できます。
ただ、店舗や施設のコンセントで充電するには、ACアダプターやUSBケーブルを持ち歩く必要があります。また、利用が許可されているか不明な場合は、無断で差さず店員に確認しましょう。
車で充電する
車で充電する方法は、移動中に電源を確保できる点は便利であり、シガーソケットに高出力カーチャージャーを接続する方法は効率的かつ安全です。
しかし、車で充電する際は、熱に注意しましょう。夏場の車内は短時間で高温となり、ダッシュボード上は70℃以上に達する場合もあります。
電子タバコを放置すると、バッテリーの劣化や膨張、最悪の場合は発火につながる危険性があるため、充電中でも必ず持ち出すことが大切です。
注意点を守れば、車は移動中の頼れる充電ステーションとして活用できます。
モバイルバッテリーを持ち歩く

モバイルバッテリーがあると、コンセントを探す必要はなく、どこでも手軽に電子タバコの充電を開始できます。
モバイルバッテリーを選ぶ際は、安全基準を満たすPSEマーク認証がついた製品を選びましょう。PSEマークの表示がない製品は安全性が保証されず危険を伴います。
信頼できるモバイルバッテリーを備えておくと、外出先でも安心して電子タバコが楽しめます。
モバイルバッテリーのレンタルサービスを活用する
外出中に「モバイルバッテリーを持っていない」という状況は意外と多いものです。そのような状況で役立つ選択肢が、街中に設置されているモバイルバッテリーのレンタルサービスです。
コンビニや駅、商業施設など身近な場所で利用ができ、スマートフォンだけでなく電子タバコの充電にも対応しています。利用料金も数百円からと手軽で、短時間だけ使いたい人に向いています。
「いざというときはレンタルでしのげる」と知っておくと、外出先の充電切れへの不安が減らせるでしょう。
外出先での電子タバコの充電切れも安心!ChargeSPOTを活用しよう!

この記事では、電子タバコの正しい充電方法や外出先で充電切れを防ぐ方法などを解説してきました。
充電器やモバイルバッテリーは便利なものの、持ち歩くのを忘れてしまうこともあるでしょう。そのようなときに頼れるのが、モバイルバッテリーレンタルサービス「ChargeSPOT(チャージスポット)」です。
コンビニや駅、商業施設など全国各地にスタンドが設置されており、専用アプリで近くのスポットを探してQRコードを読み取るだけで利用できます。料金は数百円からと手頃で、借りた場所と違うスタンドで返却できるため、移動中も安心です。
レンタルバッテリーには、USB Type-C・Micro-USB・Lightningの3種類のケーブルが付属しており、電子タバコの充電にも対応しています。
「充電器を忘れたら終わり」という不安を解消できるChargeSPOTは、電子タバコユーザーにとって心強い味方です。アプリをインストールしておけば、外出先での急な充電切れもスマートに乗り切れるでしょう。
